©︎ MEIGAKUDO

お知らせ

information

2022

04/29

支援事業

銘楽堂演奏家支援制度 2022年度支援アーティスト

梨本 卓幹  ピアノ(2022年度採用)

長野県千曲市出身。
東京音楽大学付属高等学校ピアノ演奏家コースにて特待奨学生として西川秀人、岡田敦子両氏に師事し優等賞で卒業。その後東京藝術大学音楽学部ピアノ専攻に進学し、ピアノをピアニストの江口玲氏、即興演奏をサキソフォン奏者の平野公崇氏に学ぶ。在学中から長野県出身の音大生を集った「信州音大生倶楽部」や友人とのアンサンブルによる自主企画演奏会を多数開催。また、映像作品の付随音楽への参加や建築・日本画などとのコラボレーションなど、ジャンルを超えたアートへの取り組みを多数行う。
大学卒業後は、ハンガリー政府奨学金を受け学費全額免除でハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽院に留学。カールマン・ドラフィ氏の元、’20年に修士号、’21年に最高課程ピアノ・ソリスト・コースのディプロマを取得。在学中、中国銀行(ハンガリー)奨学金生やマスタークラスの代表受講生に選出されたほか、ブダペスト芸術宮殿(MÜPA)や音楽院グランドホール等で開催されたコンサートに出演。秋篠宮佳子内親王がブダペストを訪れた際にはその御前での演奏会にも出演。日本とハンガリーの友好関係を祝福するコンサートを両国で開催する活動などもしている。音楽院卒業時にブダペスト・ファイロニ室内管弦楽団と演奏したグリーグのピアノ協奏曲が認められ、卒業式では全学生の代表演奏者を任された。
第24回長野県ピアノコンクール大賞。全日本学生音楽コンクール東京大会第3位。Danubia国際音楽コンクールピアノ部門(ブダペスト)及び室内楽部門(ウィーン)第2位。Franz Liszt Centerピアノコンクール(スペイン)第2位。
現在は、2022年度銘楽堂支援アーティストにも選出され、ソロや協奏曲のソリストはもちろん、トロンボーンやユーフォニアム、ヴァイオリンや歌といった様々な楽器とのアンサンブル、即興演奏や3台ピアノによる公演「ピアノ・バトル」など、幅広い演奏活動を送っている。また、2022年春、自身初のCDアルバムがAmazonや各種ダウンロードサイトで発売予定。2022年銘楽堂支援アーティスト。

佐々木大芽 ヴァイオリン(2021年度採用)

東京音楽大学付属高等学校、同大学、同大学大学院研究科にてヴァイオリンと室内楽を東彩子氏に師事。
2021年度より銘楽堂支援アーティストに選出され、同年2月よりウィーンへ移り、ドーラ・シュヴァルツベルク氏の元、研鑽を積んでいる。

2014年 大阪国際音楽コンクール コンチェルトオーディション部門第3位
2016年 大阪国際音楽コンクール Age-U部門 第3位
2017年 日本演奏家コンクール 第1位
併せて毎日新聞社賞、千葉県教育委員会教育長賞
同年 日本クラシック音楽コンクール 最高位
同年 同コンクール アンサンブル部門(弦楽四重奏) 最高位
同年 アリエッタ交響楽団の定期演奏会にて、ソリストとして共演
2018年 日本クラシック音楽コンクール室内楽部門 最高位(ピアノとのデュオ)
同年 デビューコンサート レインボウ21(於:サントリーホール)に出演
2019年 7月、8月と2回に渡りQuartet 浬KAIRI 演奏会(2015年結成)
同年 河口湖音楽祭にて元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団クラリネット首席奏者の
ペーター・シュミードル氏とモーツァルトのクラリネット五重奏を共演
2019年9月から2022年1月まで兵庫芸術文化センター管弦楽団にてフォアシュピーラーを務めた。

三田悠 ヴァイオリン(2021年度採用)

東京都出身。3歳よりヴァイオリンを始める。
東京音楽大学付属高等学校を経て東京音楽大学を卒業。2019年秋に渡独し、ドイツ国立ブレーメン芸術大学にて学ぶ。2021年度より銘楽堂支援アーティストに選出され、北ドイツを拠点に研鑽を積む。
これまでにシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、“レスモナの夏”音楽祭、“ヴォルプスヴェーデ 音楽の秋”、富士山河口湖音楽祭などに出演、富士山河口湖音楽祭では元ウィーンフィル首席クラリネット奏者ペーター・シュミードル氏と室内楽で共演した。
第27回日本クラシック音楽コンクール アンサンブル部門 第2位(最高位)。
ヴァイオリンを横山俊朗、カトリン・ショルツの各氏に、室内楽を東彩子氏に師事。

坂井武尊 チェロ(2021年度採用)

生まれてすぐロシアのモスクワに移り、5歳でチェロを始める。帰国後、東京音楽大学付属高校を経て東京音楽大学を卒業。第71回全日本学生音楽コンクール 全国大会で横浜市民賞(聴衆賞)受賞。第27回日本クラシック音楽コンクール室内楽部門全国大会にて第2位(最高位)受賞。2019年よりN響アカデミーに在籍、2022年に修了。2021年度銘より楽堂支援アーティストに選出され、ドイツ・ミュンヘンにて研鑽を積む。

これまでにライサ・ソコロフスカヤ、萬代裕子、ドミトリー・フェイギン、毛利伯郎の各氏にチェロを師事。また室内楽を東彩子氏に師事。