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2023

02/06

芸術監督日記

2023年2月3日(金)門脇大樹&望月恭子デュオリサイタル〜憂いを帯びたフランスの響き〜

2月3日(金)ベヒシュタイン・セントラム東京と銘楽堂共催コンサートを開催させていただきました。

チェリストの門脇大樹さんとご一緒させていただきましたが、門脇さんの素晴らしいチェロの調べと共演することができ、大変光栄でした。ベヒシュタインの響きもチェロと溶け合うようで、作品ごとの細やかなニュアンス作りが思い通りにでき、時には自分で想像していたよりも素敵な響きが生まれたり...と魔法のようなひとときでした。

打楽器的な性質も多いピアノという楽器ですが、フルコンのベヒシュタインは指と鍵盤の堺がわからなくなってしまうくらい溶けるような弾き心地で、まるで弦楽器の響きのようにチェロと交わり合って、2つの楽器の共鳴が信じられないくらい美しかったです。

今回はベヒシュタイン・セントラム東京様から、銘楽堂との何かコラボ企画をとのご提案で実現したコンサートでしたが、ベヒシュタイン・ジャパンの加藤社長、セントラム店長の熊田さん、調律の野中さんはじめたくさんのセントラムのスタッフ様にご協力いただきました。

日本音響エンジニアリングの根木さんにもご協力いただき、ANKHを設置していただきました。

銘楽堂からも事務局長の市川さん、ヘアメイクの島田さんが駆けつけてくださり、本当にたくさんのかたがたのご協力の元開催させていただくことだでき、感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、平日の夜にもかかわらず、たくさんのお客様にお越しいただきました!

皆様に少しでも心温まる音楽のひとときをという思いで、作品と楽器の魅力を精一杯お伝えさせていただきました。

温かいアンケートの回答をたくさんいただき、そちらも大変励みになります。ありがとうございました!

門脇さんとは2月18日(土)今度は銘楽堂にてコンサートです!

同じくフランスの作品をお届けしますが、プログラムに込めた思いは銘楽堂公演のコンサート後記にて、熱く綴ろうと思います!