早いもので今年度第4回目の支援アーティストコンサートが開催されました。
今回の梨本さんのピアノリサイタルは「フランスの風に乗せて」というタイトルで、プログラムをご用意していただきました。
まずはプログラムに入るコンサートのオープニングで即興演奏をしてくださいました。
その場で生まれる音楽にお客様も引き込まれていました。
お話を交えながら、お客様と一緒にコンサートを丁寧に作り上げていく梨本さん。
演奏をただ聴くだけではなく、どう聴くとより楽しんでもらえるかということも考え抜かれた展開で、初めてクラシックを生で聴くお客様も大変楽しまれていました。
前半はショパンのエチュード、マズルカ、ワルツ、後半はサティとドビュッシーというプログラムでしたが、後半にはお客様からテーマをいただき、複数人の方からのキーワドをもとに即興を披露してくれました。
今回のお話の中で、クラシック音楽は「楽譜に書かれていない余白を楽しむ」という言葉が印象的でした。
アーティストさんそれぞれにいろいろな信念や思想、理想や持論があるかと思いますが、個人的に梨本さんの考えに大変共感を覚えますし、すごく素敵だなと感心しています。
今年度は計6回の支援アーティストコンサートが予定されていましたが、残すところあと2回となりました。どんなコンサートになるか、引き続き目が離せません!
また、お越しくださるお客様からの、梨本さんへのあたたかい応援もいつもありがとうございます。
今後とも梨本さんの活躍を温かく見守り、応援いただけたらと思います。よろしくお願いいたします!