11月26日(土)、銘楽堂に地元の富士北稜高校の生徒さんたちをお招きして、ピアノデュオリサイタルを鑑賞していただきました。
共演していただいたのは、ピアニストの中島剛さんです!
中島さんはウィーン留学時代の同門の先輩で、日本では2019年に共演をしていただき、3年ぶりの共演でした。
ピアノのお話や、作品のあれこれを説明しながらコンサートを進めました。
そして生徒さんたちは女子バスケットボール部の皆さんでしたので、バスケットとピアノの共通点として私自身が感じていることもお話しました。
例えば、一つの試合に向けて毎日練習を重ね、その1回にすべてを懸ける覚悟を持たないといけないところは、バスケットをはじめスポーツでもピアノの演奏でも同じだと思います。
また、バスケで放ったボールやプレーは取り消せませんが、ピアノの演奏においても出した音や演奏は取り消せません。
そんなお互いの共通点を投げかけて、私たちがどんな思いでピアノを演奏しているかということを、少しでも身近に感じながら聴いていただきたかったのです。
はじめは緊張した面持ちだった生徒さんたちも、徐々に音楽を聴くことに集中していっているのを、演奏する側も感じることができ、大変有意義なコンサートになった手ごたえがありました。
一つのことを続けると大きな力になることを信じて、生徒に皆さんたちがそれぞれの人生を切り開いていくことを切に願っています!
ご協力いただきました関係者の皆様、お越しくださった生徒の皆さん、共演してくださった中島さん、本当にありがとうございました!