早いもので今年度5回目の支援アーティストコンサートを開催いたしました!
5回目の今回は梨本さんの同郷であり同級生の若手アーティスト、打楽器奏者の石川大樹さんをゲストにお迎えして、ピアノとマリンバのアンサンブルをお届けしました。
今回もタイトルへの梨本さんのこだわりが詰まっていました!
冬やクリスマスにちなんだ曲に加え、シューマン、ドビュッシー、黛敏郎など聞き応えのあるクラシック曲も織り込まれ、タイトル通りに(?)雪の予報で寒々と冷え込んだこの日、お二人の演奏で心温まるひと時を過ごすことができました。
今回5年ぶりの共演となったそうですが、空いた時間を感じさせないくらい息の合った素晴らしい演奏をご披露頂き、銘楽堂で初めてのマリンバの公演は私にとっても新しい発見や驚きがたくさんありました。
その中でも、マリンバの響きはほかのどの楽器よりも建物の木に共鳴していたことに驚きました。こんなにも響くのか!と。まるで、木たちが喜んで一緒に鳴っているかのようでした。聞いた話によると、銘楽堂の門までその音が聞こえていたとか!そんなことは今までどの楽器でもなかったので、開催前は「木が鳴る楽器だから銘楽堂に合うと思う」くらいで考えていたのですが、ここまでとは思ってもいませんでした。
またベヒシュタインの響きとも絶妙に溶け合い、楽器同士の相性の良さにも感動しました。
同級生同士ということもあり、ほのぼのとしたトークでコンサートを進めていただき、初めてのお客様も多かったのですが、リラックスして音楽をお楽しみ頂けたこと、大変嬉しく思いました。
梨本さん、石川さん、そしてお越しくださった皆様、この度も本当にありがとうございました!