銘楽堂支援アーティスト都筑小百合さんのピアノリサイタルを開催いたしました。
支援2年目となる都筑さんの今年度初めてのコンサートプログラムは、サブタイトルの「至高の名作」の名に相応しく名曲たちが並びました。
都筑さんの演奏を聴くたび感じるのは、作品に対する真摯で誠実な姿勢です。今回も作品至上であり、自己表現に偏らないバランスの良さが際立っていました。
バッハの平均律クラヴィーア曲集第一巻第一番のプレリュードから清々しく始まり、バッハ=ブラームスの左手のためのシャコンヌは左手だけで弾いているとは思えないほどの豊かな音楽でした。
ドビュッシーの水の反映とリストの雪嵐は、自然の描写を聴く人にイメージさせる素晴らしい演奏でした。
メインのショパンの第三番のソナタは、都筑さんが小さい頃から憧れていた曲とのことで、リサイタルで演奏することができ念願が叶ったとおっしゃっていました。
5月19日(日)には都内で自主公演リサイタルを控えているとのことで、銘楽堂も協賛させていただいています。
今年度も都筑さんのご活躍を心から応援しています。
素晴らしい演奏をご披露下さった都筑さん、お越しいただきました皆様、本当にありがとうございました!