かねてより山梨県南アルプス市ご出身の藤原晶世さん(Vn)、藤原秀章さん(Vc)に銘楽堂公演へご出演いただきたいと願っておりましたが、念願叶って実現することができました!
共演ピアニストはお二人が厚い信頼を寄せていらっしゃる、開原由紀乃さん!
ドイツを拠点にご活躍されている御三方をお招きし、「ドイツロマン派至高の室内楽」のサブタイトルにふさわしいコンサートとなり、お越しいただけたこと大変光栄に思いました。


ご用意いただきましたのはシューマンのヴァイオリンソナタ第2番とブラームスのチェロソナタ第2番。
どちらの曲も壮大なドラマ性があり、それぞれの作曲家の精神的な深淵に触れるような大曲で、シューマンはその最晩年の悲劇への予感を、ブラームスは大自然を感じるような円熟期の意欲に溢れていました。
演奏だけでなく作品や作曲家についてのお話も大変興味深く、クラシックを初めて聴く方には難しい大曲だったかもしれませんが、みなさん大変熱心に演奏に夢中になっていらっしゃいました。

そしてアンコールのはシューマンの献呈をトリオで演奏してくださり、クララを巡る世界観を堪能することができました!
2日間に渡り素晴らしい演奏をご披露くださった御三方に、感謝の気持ちでいっぱいです。今後のご活躍も心より応援しています。この度は本当にありがとうございました!
