9月26日(日)銘楽堂オープン記念コンサートVol.2を開催いたしました。
ギターとコントラバスとピアノというとても珍しい編成で、演奏する側もどんなコンサートになるのか、期待に胸を膨らませていました。
ギターの大坪さんとコントラバスの高橋さん、素晴らしいお二人のおかげでリハーサルから本番まで終始充実した音楽づくりができて、初めて取り組む曲ばかりでしたが、本当に楽しく感動しながら演奏することができました。
そしてベヒシュタインはやっぱりどんな楽器とのアンサンブルにも見事に調和し、今回も何とも言えない高貴なベヒシュタイントーンをお客様にお届けすることができました。
今回特に印象的だったのはアルヴォ・ペルトの「アリーナのために」。大坪さんがベヒシュタインの音色そのものの美しさを伝えるために...と選曲してくださった現代曲です。できる限り少ない音で表現されているため、音そのものの響きの美しさが問われる作品ですが、AGSで音響が整えられたサロン内に響く音たちの何とも美しかったこと!
お二人からも銘楽堂の音響を大絶賛していただきましたが、無駄に残る残響を抑え、雑味がなく、高音と低音のバランスが絶妙に整えらえられているのは、AGSあってこそと確信しました。
そして、アンコールのチャルダッシュではお二人の無茶ぶりに、思わず笑い声をあげてしまい、演奏中にゲラゲラと笑ったのも初めてでした(笑)
リハーサルから笑いは絶えませんでしたが、緊張をほぐしてくれるお二人のお人柄とお心遣いにも感謝絶えません。
またご一緒できる日を楽しみに、精進してまいりたいと思います。