大宮臨太郎(ヴァイオリン)
NHK交響楽団第二ヴァイオリン首席。1981年横浜市生まれ。2002年フランスで行われたメニューイン国際ヴァイオリンコンクールで2位受賞、翌2003年にはプラハの春国際音楽コンクール(チェコ)でファイナリストとしてチェコフィルハーモニーと協演している。小澤征爾音楽塾、同キャラバンコンサート、サイトウキネンフェスティバルなどに参加。国内外のオーケストラ、室内楽と共演している。2005年にウィーン・ヴィルトゥオーゼンと共演、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲を演奏した。これまでに3作のCD「My First Violin」、「パッサカリア~ヴァイオリンとチェロのための作品集」「ドヴォルザーク&チャイコフスキー 弦楽四重奏曲」をリリース。
坂口弦太郎(ヴィオラ)
NHK交響楽団ヴィオラ奏者。
大阪府堺市生まれ。3歳よりヴァイオリンを始め17歳でヴィオラに転向し、東京藝術大学音楽学部器楽科ヴィオラ専攻、同大学院音楽研究科修士課程器楽科室内楽専攻(ヴィオラとピアノの二重奏)修了。第9回日本室内楽コンクール第3位入賞。(原田恭子:pfとの二重奏)奨励賞受賞。2000年大学院在学中にNHK交響楽団に入団。
オーケストラの他に「アペルト弦楽四重奏団」、高橋希とN響メンバーによる室内楽団「スペランツァ」のメンバーとして、日本全国でNHKカジュアル・クラシックコンサートや、また様々なプロオーケストラへの客演首席、TV、ラジオ出演、アーティストのサポート録音などジャンルの垣根をこえて演奏活動を行い、ヴィオラの伝道師としてその魅力の啓発活動も行なっている。
2005年12月マティアス・ムジクム・カルテットのメンバーとして、すぎやまこういち作曲の弦楽四重奏による「ドラゴンクエスト」をリリース。
2008年NAR(日本アコースティックレコーズ)より「クインテット・ディ・ピアノフォルテ・ラ・スペランツァ」のメンバーとして「シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 他」、Casual Classics Vol.1 「赤とんぼのふるさと」の2枚をリリース。2014年10月マイスターミュージックよりN響メンバーによるゴールドベルク変奏曲のCDをリリース。2016年には同レーベルより、ローゼンタール&齋藤真知亜編曲の「モーツァルト:レクイエム弦楽四重奏版」をリリースし、オーディオファイルのサイトにて優秀録音に選ばれ、各方面より注目を浴びている。
山内俊輔(チェロ)
1969年長野市生まれ。 10歳よりチェロを故徳永兼一郎氏に師事
桐朋学園大学在学中、室内楽を徳永二男、山口裕之、毛利伯郎、練木繁夫の各氏に師事。また、ダニエル・シャフラン、ミシ ェル・シュトラウス、ワルター・ノータス各氏のマスタークラスを受講。
1994年、NHK交響楽団に入団。
1999年、文化庁在外研修員として渡独、ミュンヘン音楽大学教授ワルター・ノータス氏に師事。またイゴール・オイストラフ氏の室内楽マスタークラスを受講。
アマチュアオーケストラの指導の他、室内楽奏者としても活動している。
望月恭子 ピアノ
国立音楽大学ピアノ科卒業後、コンセルヴァトリウム・ウィーン私立音楽大学(旧ウィーン市立音楽院)におけるピアノ演奏科学士課程、及び大学院修士課程を共に最優秀の成績で修了。在学中、エリカ・チャーリー奨学金、及びベーゼンドルファー奨学金を授与。副賞としてD.バレンボイム、E.レオンスカヤ、P.エマールの公開レッスンを受講。J.デームスのマスタークラスを修了。ウィーン国際音楽セミナー主催、ディヒラーコンクール第1位。帰国後は国内外の著名オーケストラメンバーとの室内楽、ソロリサイタルなど演奏活動を行う。2021年銘楽堂芸術監督就任。銘楽堂での公演に出演する他、銘楽堂における全てのコンサート、若手演奏家支援事業、地域貢献プロジェクト(地元と連携したアウトリーチ活動)をプロデュースし、銘楽堂音楽教室講師として後進の指導にもあたる。