北都留地域教育推進連絡協議会「地域教育 明日の風」主催によるワークショップが開催されました。こちらは銘楽堂がアウトリーチの活動を始めた3年前からご縁の続いている芸術文化事業の推進活動で、今回は山梨ご出身の作曲家でもあるピアニスト、小林真人さんを講師としてお迎えしました。

対象は小中学校の音楽の先生方で、鍵盤ハーモニカをご持参いただき、小林さんから「鍵盤ハーモニカのちょっとした裏技」、「コードの魔法」、「ボディリズム」などのレクチャーを受けていただきました。

学校の音楽の授業に反映していただけるような内容も含まれ、終始皆さん笑顔で楽しんでいらっしゃるのがとても印象的で、心温まる音楽のひとときを過ごすことができました。

ワークショップに続いてミニコンサートも行われ、小林さんの楽曲「薫風」や教育出版発行の小中学校の音楽の教科書にも採用されている合唱曲「明日を信じて」などを演奏してくださいました。

私も１曲ご一緒させていただきました！

校歌、市歌、国民文化祭テーマソングの作曲、ポップスの合唱アレンジやピアノ伴奏譜アレンジなども手掛け、全国の小中学校での音楽の鑑賞会は年間１００回以上開催。さらに桐朋学園芸術短期大学でも教鞭を取るなど、多方面でご活躍の小林さん。

ご本人はまさに魔法のような即興で自在に鍵盤を操っていらっしゃいましたが、ワークショップではペンタトニックを使った誰にでもおしゃれな伴奏や即興を実践できる内容などをご用意してくださり、会場にいらしたみなさんが鍵盤と親密になれていくのを感じました。

今後とも、小林さんのますますのご活躍をお祈りしています。

素晴らしい講演と演奏をご披露くださった小林さん、明日の風の先生方、ご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました！