福間洸太朗プロデュース サロンコンサートin銘楽堂、第１３回のご出演は田所光之マルセルさんでした！

パリで研鑽を積まれ、数々の国際コンクールで上位入賞され、現在注目を集めていらっしゃる若手ピアニストの出演に、コンサートは大変な盛り上がりを見せました。

プログラムはバッハのイタリア協奏曲、ベートーヴェンのエロイカ変奏曲、ブラームスのシューベルトの即興曲による左手のための練習曲、そして6月7日（土）に配信となるRPMのコンサートで取り上げられるヘンゼルトの練習曲の数々という、大変豪華な作品たちをご用意いただきました。

田所さんの作品の捉え方や音楽の紡ぎ方は「ピアノを弾く」ということを超越し、作品そのものが音楽となり降り注いでくるような演奏でした。

また、超絶技巧の苦労を全く感じさせず、ただ純粋に心から音楽に浸り、その喜びを感じることができる時間は本当に幸せなものでした。

アンコールはサン=サーンスの練習曲を、そして拍手が鳴り止まずドホナーニの練習も！

最後のドホナーニでは、超絶技巧もものともせず微笑みながら、まるで音楽で遊んでいるように楽しそうに演奏していらっしゃったのが印象的でした。

お客様を大興奮の渦に巻き込み、盛況のうちに終演した田所さんのコンサート。

皆様声を揃えて「息をするのも忘れるくらいすごかった！」とおっしゃっていました。

そんな田所さんがご出演の第３７回RPM配信コンサートは６月７日（土）２２：００より、福間洸太朗さんのYouTubeチャンネルにてご覧いただけます。

「ロシアピアニズムの礎”ヘンゼルト”」ぜひご覧ください！