２日間に渡りピアノサマースクールを開催いたしました。

年に１度行われる発表会と違って、生徒の自発性を尊重し促すことが目的の会で、1日目は小学生、2日目は中学生以上の生徒さんに参加していただきました。

自分で弾きたい曲を選曲し、作品の解説、作曲家、作曲された時代背景などを調べ、それを自分はどんな気持ちで弾いているのか、また聴いている人にどんなことを伝えたいのか・・・など、演奏するだけでなくどうやったら作品の魅力を聴く人に届けられるのかを考えながら準備をしてもらいました。

実際に本番では、自分の伝えたいことをお話ししてもらってから演奏をしてもらいました。

合間に私がピアノのお話や音楽の流れのお話を挟み、普段のレッスンではお話ししきれないことを丁寧に説明しました。

会の後には父兄の皆様を交えた懇親会の場も設け、普段の練習やピアノへの向き合い方などについてお話しすることができましたが、情報交換できる場となりとても新鮮でした！

一生懸命調べて、「伝えたい」という気持ちを持って演奏できたことは、とても貴重な経験だったと思います。

これからの練習に少しでも活かすことができるよう、また音楽を楽しむためのピアノ演奏ができるように今後も生徒さんたちと精進していきたいと思います！