銘楽堂2026年最初の公演は、辻本莉果子さんのピアノリサイタルで幕開けとなりました!
彼女自身が「挑戦」と言っていた今回のプログラムは、ラモーの新クラヴサン組曲集第2番より「未開人」「メヌエット」「雌鶏」、J.S.バッハの「パルティータ第2番」、シューベルトの「4つの即興曲D953 Op.142」という傑作をご用意いただきました。

ラモーでは、本当にクラヴサンの音色が聞こえてくるかのような響きを楽しませてくれました。ベヒシュタインが辻本さんの心象の機微に敏感に反応しているのがよくわかしました。
バッハでは壮大なバッハの世界観を表現し、ラモーのクラヴサンとはまた違った鍵盤楽器(オルガンやフォルテピアノなど)の多様性を感じました。
シューベルトは4曲それぞれ「こう聴いてほしい」「これを伝えたい!」という辻本さんの作品への真摯な向き合い方が現れていて、シューベルトはあまり弾いたことがないとのことでしたので、これを機にこの曲をもっともっと磨き上げていってほしいと思いました。

お客様にはおそらく聴き馴染みのない曲が多かったかと思いますが、辻本さんはそれぞれを丁寧に解説し、そのお話からは「作曲家たちの残した素晴らしい偉業とかけがえのない作品に親しみを持ってもらいたい」という思いがひしひしと伝わってきました。
今年で支援アーティスト2年目を終える辻本さんですが、更なる研鑽と飛躍を応援しています!
お越しくださいましたみなさまも、新年から銘楽堂へ足をお運びくださりありがとうございました!
2026年も皆様に素晴らしいコンサートをお届けできるよう精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!