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2021

10/16

芸術監督日記

銘楽堂グランドオープン記念に寄せて

「富士吉田市にピアノサロンを作り、そこから富士山麓の文化芸術の振興を図りたい」

そんなお言葉を、何年も前から銘楽堂オーナーが仰っていました。

そして2019年秋、銘楽堂建設の話が具体化していき、そこから私はそのご意志に沿えるよう、銘楽堂のために尽力しています。

7月4日に竣工式を終えてから公演も何度か重ねて、まだまだ課題は絶えませんが、運営事務局としては毎公演ごとに成果を上げて、ステップアップしているように感じています。

そして2021年12月、銘楽堂はグランドオープンを迎えます。

銘楽堂は世界的名器ベヒシュタインを有するピアノサロンで、ベヒシュタインのコンサートグランドB212サイズのピアノが2台入っていますが、そのうちの一台が銘楽堂にためのオーダーメイドとなります。銘楽堂建設構想が浮上したと同時にオーダーし、ドイツで約1年半かけて作られ、この8月に銘楽堂に搬入されました。

現在私が演奏会で使用しているベヒシュタインは、私が都内のベヒシュタインの工房で選定した黒い艶出しの楽器で、それはそれは素晴らしい楽器です。しかし何といってもこちらのオーダーメイドが銘楽堂の真の主。このピアノが銘楽堂に入るとなった瞬間、私はある方にお披露目していただけたらと妄想を膨らめてしまいました。

そのある方というのが、ピアニスト福間洸太朗さんです。

もちろん叶わない夢だろうと思っていたのですが、なんと叶ってしまったのです!人生何が起こるかわかりません。

銘楽堂サロン内は客席数も少なく、最前列といったら手が届きそうなくらいな距離に奏者がいて、その息遣いも間近で感じられる贅沢な空間です。

国内外の名だたる大ホールで演奏していらっしゃる、あの福間さんがこの銘楽堂で!?...と考えるとやっぱり夢なのではないかと思ってしまいますよね。

そんな夢の公演はなんと12月18日(土)、19日(日)の2日間公演。2日とも全く違うプログラムです!そして超プレミアムなチケットは抽選となります。

10月20日(水) 10:00-23:00に銘楽堂HPの抽選応募フォームが開きますので、そちらからお申し込みください。(先着ではありません)抽選結果の発表はメールでの当選通知をもって代えさせていただきます。当選通知メールは10月中に当選者の方にお送りします。

詳しくは銘楽堂公演情報よりチラシデータをご確認ください!たくさんのご応募をお待ちしています!