銘楽堂定演Vol.5の翌日、同メンバーで学校コンサートをしに大月市の猿橋小学校に赴きました。
観賞していただくのは4,5,6年生の生徒の皆さん。事前に学校から曲目のリクエストをいただき、プログラムを準備しました。「クラシック音楽紀行」と題し生徒さんたちが観賞したことのある曲を中心にコンサートを展開していきました。
座る位置からピアノの手が見えない生徒さんたちのために、カメラとスクリーンを使って、ピアノを演奏する手の様子がわかるように写し出していただきました。
生徒さんたちからの質問に答えながら、それぞれの楽器の紹介や演奏する曲の解説などお話を織り交ぜ、生徒さんたちと一体となりながら楽しい音楽の時間を過ごすことができました。
プログラムの最後には猿橋小学校の校歌をピアノトリオ版におしゃれにアレンジしたものを演奏しましたが、「校歌が校歌じゃないみたいですごくびっくりしました。」「違う曲みたいですごかったです。」などうれしい感想をたくさんいただきました。どの曲も生徒さんたちの反応が本当に嬉しくて、演奏者の方が感動と喜びをもらえた、素敵な学校コンサートになりました!
校長先生、担当の先生をはじめ、たくさんの学校の先生方が一丸となって関わってくださり、手厚いサポートと準備に心より感謝申し上げます。
公演が終わってちょうどお昼の時間だったので、学校の給食もいただきました!なんと山梨名物のほうとうがメニュー!瓶の牛乳を飲んだのも、○○年ぶりでした!(笑)
食後は珍しい造りの校舎をご案内いただき、見て回っていると生徒さんたちからサインを求められたり、楽しい学校見学もさせていただきました。
銘楽堂で開催される本格的なクラシックコンサートを、地元の方々はじめいろいろな方にお楽しみいただくことも銘楽堂の使命ですが、学校コンサートのように地域の子供たちのために生の音楽を届けて感動を共有することも、銘楽堂が掲げる地域の文化芸術振興活動の一環として、精力的に継続していきたい取り組みの一つです。
出演者、スタッフは全員抗原検査陰性を確認し、コロナ対策も万全を期して臨みましたが、このコロナ禍のもと今回成果をあげられたことは、銘楽堂運営事務局にとっても大きな自信と励みになりました。
引き続き地域の文化芸術振興活動に尽力していきたいと思います。